改良土の特徴
- 生石灰を使用しています
- セメント系固化剤は使用しておらず、再掘削が可能です
- 含水比の低下により作業性が向上します
- アルカリ性を示すため雑草が生えにくくなります
- 十分な締め固め施工が可能です
- 酸性土壌を中和します
生石灰混合による4つの化学反応
水和反応 | 生石灰と土中の水が反応し、消石灰になります。その際発生する反応熱により水の蒸発が促進され、含水比がさがります。 |
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イオン交換反応 | 生石灰のカルシウムイオンが粘土表面に吸着することにより、粘土粒子が団粒化して土を締め固めやすくします。 |
炭酸化反応 | 生石灰の一部が土中に含まれる炭酸または炭酸ガスと反応して、炭酸カルシウムとなり土の強度を増大させます。 |
ポゾラン反応 | 生石灰と土中の粘土鉱物が長期にわたり化学反応を起こし、アルミン酸カルシウム等の化合物が生成されます。これが結合材となり土が固化し、強度・耐久性が発揮されます。 |